2020年3月4日水曜日

君は一人じゃないから


わけもなく電車に乗りたくなる。

どこにもいかず、なにもなかった日はとくに
電車に乗ると何かをした気になる
誰かと何かになった気になる

話すのや目を見るのではない微弱なコミュニケーションが僕のいる車両やその連結して走る機体に帯びて、今動いているんだという音が、誰も彼もの体を少し振動させる

空いた電車の話だ

混んだ電車はno thank you

「人恋しい」と片付けてしまうとつまらない
歩いていける町でも電車に乗って行きたい気分なんだ

僕がいつか もしかしたら今日 明日 
例えば入院をしたり 自由に好きな時に外へ飛び出せなくなったとき

ふつうに電車にそうしていることがどれほど自分にとって大切な時間だったかを知るだろうな

言葉なんて交わさなくていい

そしたら僕たちは知り合ってしまう

そんなことよりも大事なつながりだって
ここにはあるんだよ きっと


曾一直哭著  你是掠食者
以必死決心 發起的政變
已經夠了唷 因為
這樣的你 再也不是一個人了

ずっと泣いてた 君はプレデター
決死の思いで 起こしたクーデター
もういいよ そういうの
君はもうひとりじゃないから